染谷記

オンライン・忘年会をひらきました

(2019年12月、浅草のセーヌ川〈別名隅田川〉脇のカフェ・ムルソー〈CAFE MEURSAULT〉で行われた若衆研の忘年会。そこから見える駒形橋の夜景。美しい中にどこか懐かしさが漂うのは、その名前からか。) 本来なら今年、3年ぶりのパーテ...
染谷記

李如松の男色

(韓国の南端にある南海の夕暮れ。南海は朝鮮の『源氏物語』と言われる『九雲夢』(グーウンモン)を書いた金萬重が流刑にあって亡くなった場所でもある)  いま、韓国の文学作品で、朝鮮時代に書かれた野談(ヤダム)を読んでいます。日本で言えば説話とい...
染谷記

儀間比呂志の版画「若衆踊り」

(儀間比呂志の版画「若衆踊り」染谷蔵) 儀間比呂志(1923~2017)は沖縄出身の版画家・絵本作家として有名な方です。 沖縄・琉球の民族・民俗をもとに、陰影の濃い、独特な木版画を遺した方です。この若衆画は、そうしたものとはちょっと違って、...
染谷記

川瀬巴水の若衆絵

(川瀬巴水作・若衆画。加藤潤二版「巴水人形画集」より。本絵は茨城県某所N氏所蔵) 川瀬巴水の版画や日記・制作日誌等を網羅した『川瀬巴水木版画集』(一九七九年、毎日新聞社、渡辺規編)の解説にて、楢崎宗重氏は以下のように述べて、巴水の「私の人形...
染谷記

ジンジン(甚之介)は江戸時代の超人気スターだったわけさ

(甚之介の物語が書かれた実録風写本(染谷架蔵)。「寛文拾壱年有馬松千代殿御下中/益田甚之介衆道沙汰之巻」とある) 8月27日(土)に西鶴研究会(第五十回)がありまして、我らが若衆研のお仲間、森上亜希子さんが研究発表をされました。 題目は、「...
イベント報告

浅草での若衆研、ひさびさでした!

(昨日の若衆研の前に、久々に浅草を探索しました。雲一つない晴天で、俳句で「鉄棒といふ直線の灼けてをり(佐和)」の世界でしたね。まずは浅草寺へお参りと仲見世を冷やかしましたが、ずいぶんお店が変わっていたのに驚きました。香水や入浴剤などを売る店...
イベント報告

2年半ぶり!若衆研、面会で開催!

(染谷が最近入手した若衆人形。10㎝程度の小振りの人形です。可愛いです。若衆研の当日、浮世絵「稚立武勇揃」といっしょに持って行く予定です。) 面会での若衆研、最後に開かれたのは、2年半前の2019年12月の忘年会でした。あの時は、いやはや盛...
イベント報告

若衆研、雪ねぶりの夜会、ご報告

(畑中千晶さんの『これからの古典の伝え方』文学通信、2021年4月。出版されて、そろそろ一年だ。表紙は『男色大鑑』巻三の二「嬲りころする袖の雪」の山脇笹之介と伴葉右衛門。紗久楽さわさんの画) 「雪ねぶり」というのは春の季語で、雪が水蒸気化し...
染谷記

謹賀新年、本年もよろしくお願いします

(能楽図絵『枕慈童』月岡耕漁画、明治31年、松木平吉版。月岡耕漁は、月岡芳年・尾形月耕の弟子。繊細な描写をもとにして能楽絵で評判をとった) さて新年が始まりました。 今年はどんな年になるでしょうか。ここ2年、コロナのせいで、オンラインばかり...
染谷記

第十四回桂諷會—長山禮三郎一周忌追善のお能を見る

(能『菊慈童』の博多人形) 昨今、若衆研がお能に怒涛の関心を寄せていることは、このブログで前に書かせていただきました。それはますます昂ぶりを見せております。近時、能楽堂で行われたお能の会についてのご報告です。 2021年11月23日(火)に...